行政書士を独学で学び、極貧生活から脱却!

東京に住みだしてから3年が経とうとしています。
仕事も順調で主任という役職がつくまでになりました。そんな中一つの転機がありました。高松の営業所に転勤の話がきたのです。
しかも営業所の所長として行ってくれということでした。当時、高松営業所は売り上げ不振で、全国でも最下位。
各営業所のエース級の人たちを送り込んでも上手くいきません。
そこを私に立て直してくれというのです。この話を受ければ最年少の所長記録になります。私は普通のサラリーマンとして出世していくタイプでないと思っていましたから、正直驚き以外の何ものでもありませんでした。

これは非常に迷いました。一週間くらいずっと考えていたと思います。
普通なら、もちろん行くべきですが、もともと上京したのは行政書士として成功する為で、なにもこの仕事で出世する為ではありません。
しかしこのようなチャンスはもう2度と来ないし来たとしてもいつになるかわかりません。
色々考えましたがその結果、高松へはいかず会社を辞めることでした。
「何も辞める必要はない」と周りから止められましたが、会社命令を無視したわけですし、3年間でお金もたまりましたから、バイトだけすればしばらく生活していけそうなので、この機会に行政書士を独学ではじめようと決意いたしました。

それから試験まで約5ヶ月、自給900円のガソリンスタンドでバイトをしながら、行政書士の勉強をスタートいたしました。
この時は、必ず今年で受かると決意し、毎日6時間以上は行政書士の勉強を致しました。
朝と夜はもちろん、昼食の休憩時、休日など時間を惜しんでひたすら勉強。幸い友人や知人もほとんどいませんでしたので、何の誘惑に負けることなく頑張れました。
書店で買った科目別のテキストや問題集を制覇し、前回以上の自身を持って試験に臨むことが出来ました。しかし結果はあえなく不合格。前回よりはできましたが、自己採点では合格に程遠い点数だったと思います。

この時はお先真っ暗という感じでした。
これから1年間、今のようなバイトで生活していくのは困難ですし、かといって就職しても、また一から仕事を覚える必要がありますから、行政書士の勉強をする時間もなくなります。
さらに世間は不況といわれ、就職すらできるかどうか。
そこで考えたのは又夜の世界に飛び込むことでした。自給は高く、決まった時間だけ働けばよいので、学習スケジュールが立てやすいのは魅力的です。

そこで求人情報誌でみつけた池袋のショットバーに面接に行き、バーテンダーとして働くことになりました。思ったより自給が安く、働く時間も短いので、ちょっときついかなぁと思いましたが、とりあえず一年間辛抱しようと決めました。
この妥協が後々、問題を引き起こすことになります。

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